【マンガ】「ブラックジャックによろしく」

gonzou2004-02-21


今日、奈良に帰っている際に立ち寄ったコンビニで
ブラックジャックによろしく」8巻を買ってしまった。
なんで「買ってしまった」という表現をするのかという
と、読んだ後に相当な落ち込みを2、3日続けてしまうか
らである。けど、得るものも多い。

前の日記にも書いたと思う。人間はなぜ生きるのか?
この漫画もそういった問いかけに対して、医療の場から
答えようとしている。僕なりの考えは

To express is the reason for living (Louis I.Kahn)

「表現することは生きる理由です」生きる理由は、表現
すること意外にもっと色々あるでしょう。けど、自分の
中ではこの言葉が一番好きです。

ブラックジャックのなかでは、

「必死に生きようとすることは...死を受け入れることと
そんなに違うことですか...生と向き合うことは...死と
向き合うことと同じことではありませんか...」

本当にそうだと思う。生きていく中で色々な現実と向き合
うことがある。そういった現実の中には楽しいものばかり
じゃない。悲しいこと、辛いことも多々ある。そういった
ものを乗り越えて、生きていく。常に自分を表現し続ける。

必死に生きる。必死に表現し続ける。そのときは誰にも聞
いてもらえないかもしれない。誰の目を引くこともできな
いかもしれない。

「...このまま私が死んでしまったら...この世界も一緒に
消えてしまうんじゃないかって...世界は全部私の想像で.
..  私は何も持っていないし...何も残していません...
私死ぬのは怖くない。だけど独りです...」

けど、上記のように自分を表現しきれずに生きてても面白く
ないって思う。常に現実と向き合い。自分を表現し続ける。
そうじゃないと、自分が死と向き合うときに、その反動が襲
ってくると思う。

っといっても、いい死に方をするために自分を表現するわけ
でもない。何か好きなことをやればいい。そして、結果的に
そういった環境に自分を置ければいいと思う。

「あなたがいなくても何もかわらない...毎日は続いていくの...
世界が続くならあなたはきっと独りじゃない...私たちは誰も
独りじゃない...」

人間は常に自己を表現し続け、常に自己と戦い続けないといけ
ない。そうして結果的に誰かの心の中に

「僕はお母さんのことを絶対にわすれないよ...」

そういった言葉を残したい。だから人は常に表現者であり。常
にクリエイターであるべきだと思う。

「手は...つなぐためにあるんじゃないのかな...]

辛いときは、人の手を求めればいいと思う。やっぱり人間は助
け合わないと...