【就職書き】S社での質問を経て自分のエンターテイメントを再認識

Q.S社におけるエンターテイメントの位置づけは?
A.GAMEではなく、ロケーションベースでのエンターテイメントを中心に。街づくりの一貫としての位置づけも。ディズニーのような大規模なテーマパークではなく、中規模的なロケーションビジネスを軸にしていく。


Q.それではS社に入ればどのような職種に就けばいいのでしょうか?
A.う〜ん。空間的なエンターテイメントをデザインしたいなら、R&D(ゲーム、アトラクション開発)、LSI(テーマパーク開発)などの事業部かな。双方ともに新卒の採用はないけど、どっちみちライセンス部などの他の部署を経てから、1枚も2枚も成長してから入ってきても遅くないからそうしたらいいんじゃないかな。


Q.ということは、僕がやりたい職種はまだまだS社の方でも開拓中なんですね?
A.そうなんだよ。今までのゲーム事業からは、この5年間ぐらいで脱皮して、全社的にロケーションビジネスを展開していこうと準備中かな。けど、そういった脱皮中の時期に入ってくることはいいことだと思うよ。


などなど。こうしてみると、やっぱり自分たちが知らない事業部などの名前が飛び交う。OBOG訪問は必須だと感じました。

「僕たち(LSI事業部)は、『戦略的まどぎわ族』みたいなもんだな。今の状態では、会社の軸から離れている端っこにいる。けど『端』っていう意味の『EDGE』っていう単語は『中心』っていう意味もある。これから僕たちの事業部は、『端』から『中心』にシフトしていく。どの会社においても常に改革者は『端』の位置に位置する。けど、これは会社の戦略の『先端』にいることであって、これがスタンダードになる文化が徐々に根付く。そこまで戦略的に物事を続けること。そうした根性が最後には重要になるね。」


「僕の意見だけど、大学卒業後、アントレプレナーシップを発揮してベンチャーを手がけるのもいいけど、まずは大企業に入っていろいろ学ぶことが重要だよ。ベンチャーは30歳、40歳になってもできる。まずは、ヴィジョンが存在して、そのヴィジョンにどのようにチームをコントロールするか。また、大きなプロジェクトを若いうちから手がけること。そうした経験はあとになって大きな糧になるよ。」


以上。会社訪問で気づいたこと。