【ゼミ書き】世界情報通信サミット2005 + SOFTBANK説明会

行ってまいりました。最初に言っておくと、通信やエンターテイメント、放送などに興味のある方は来年でもいいんで絶対にいくべき!!!エリノーム氏のような研究者だけではなく、ソニーの安藤社長、東芝の岡村社長、株式会社ポケモンの石原社長、楽天イーグルスなどを運営するショウタイム利重副社長などなど、そうそうたる顔ぶれ。後、『冬のソナタ』を手がけるユンズカラー朴(パク)代表理事などもいらっしゃいました。

テーマは『デジタル@ホーム〜シームレス時代のライフスタイル〜』


ユビキタス時代に重要なファクターとは?
①ブロードバンド
②モバイルネットワーク
③シームレス
④セキュアー


の4点


その4点を中心にこれからの新ビジネスの領域をさまざまな企業が模索している。

ひとつ面白かったのが『Skype』という企業。

Skype とは、世界中どこへでも無料コールが、今すぐお楽しみいただける、操作が簡単な無料のソフトウェアです。世界中で人気の KaZaA のクリエーターたちによって製作された Skype は、P2P(peer-to-peer)テクノロジーによって、他の Skype ユーザーと接続します。高い通話料金にうんざりしている方に、ぜひお勧めのテレフォニーソフトウェアです!

Skype のダウンロードは、素早くとても簡単。ダウンロードする から登録を済ませれば、お使いの PC にヘッドホンをプラグインし、Skype ユーザーのお友達に通話できる環境が、ほんの数分で整います。しかも Skype のコールは、素晴らしい音質とエンドツーエンドの暗号を使用した高いセキュリティを兼ね備えています。そして何よりも、ファイアウォールやルータのコンフィギュレーションが一切必要なく、すぐにお使いいただける手軽さが、Skype の優れた利点です!

従来のネットワーク回線を通じて、無料でおしゃべりができるという優れもの。Skypeの取締役、ハーテンバウム氏は以下のように語っていた。

「従来の長距離電話、長時間電話におけるデメリットを解消したツールであるSkype。このツールは従来のテレフォニー収入源を変化させる。通話料は一切なし。サービス面において、フリーとプレミアを用意し、プレミア会員の囲い込みで収益をアップさせる。また、テレフォニーを中心としたメディア展開、TV、データ通信などと連動するトリプルプレイ戦略を展開する。こうすることにより、従来のテレフォニー業界における既得権益を崩壊させ、新たな新規ビジネスが参入しやすい状況を生み出す」

っと語れば、同席していたNTT取締役、井上氏に話が振られる。(SkypeとNTTは競合関係になるのでは?という話の振られ方)

「ハーテンバウム氏がおっしゃているように、そういったツールはこれまでのビジネスにはない新たな展開を生み出すでしょう。しかし、我々の大きな方向性はブロードバンド通信のインフラを整えることにあり、その上を走る革新的なツールに関してはウエルカムですよ。だから、全く対立関係にあるのではなく、これからの日本社会を良くしていこうというパートナーとなるのです。」


確かにそうだな〜っと。けど、そうなってくると気になるのがSOFTBANKの存在。

イムリーに本日SOFTBANKの説明会。

長くなるので端的に書くと、


「ネットワークインフラ事業においてSOFTBANKはNTTには負けません。これからの技術力の革新性、サービスの質、さまざまな面においてNO.1を目指します!!!」


これからの通信業界は見ものだな〜っと感じた東京遠征。SOFTBANKもモバイルビジネスを展開するという話は、上記のユビキタス社会に必要な軸と認識しているからですな。さすが孫社長。あの人の下で働くのも面白いだろうな〜。