「僕の血は鉄の味がする」

大好きな漫画、『Ping Pong』を久々に読み返す。
やっぱし深い。<5巻 月本VS星野 決勝戦前>
...

ペコ「ビバッ。」

スマイル「遅いよ、ペコ。」

ペコ「へへ・・・そう言ってくれるな。これでもすっ飛ばしてやって来たんよ。」

スマイル「・・・うん。」

ペコ「行くぜ、相棒。」

スマイル「うん。」

・・・<5巻 月本VS星野 決勝戦>
...

ヒーローは必ず現われる!

必ず現われる!

僕の血は鉄の味がする。

・・・


何年間もペコのことを待っていたスマイル。

同じ、土俵で会話をする。

それは試合ではなく、会話だ。

何年間もされずに心の中に閉じ込められていたコトバが

ボールを通じて、ラケットを通じて行われる。



ヒーロー見参!ヒーロー見参!ヒーロー見参!



ライバルとの夢の舞台。