【政策】政策とは?
ゼミの進め方として、自分の中では政策的視点がない、政策科学部の研究は無いと思っている。
常に、自分が政策科学部にいることを意識し、政策科学部でしかきづことのできないものを感じ
たいと思っている。ただ単に、ゼミをビジネスや興味や遊びの延長として考えるのではなく、
常に根底には、政策的視点、政策ヴィジョンを持ちゼミを運営したいと思う。
あとゆずれないのが、グループではなく個人で研究をしたいということかな...
他でプロジェクトはやってるし、ここはガッツシ、こもるぐらいの研究をしたいかなって思って
おります。っていっても外にはバンバン出て行きながら、問題にかかわるアクターの人たちの実
際の声を聞きに行こうと思っております★
そこで、今回は、自分が今までイメージしてきた京都の伝統産業の問題構造を明らかにするため
に政策っというものをもう一回自分の中で整理しなおした。そして、これからどんどん問題を明
確にしていきたいと思う。
□政策とは
政策とは⇒一般に何らかの問題についての目標志向型行動のパターンないし指針であり、
それは1つ1つの個別の決定や行動を指し示しているものではなく、ある目標を達成する
ために行われる1郡の決定や行動の全体の導く指針である。また、その問題の中に含まれる
要素は①世の中の人々を困らせている、②将来的に困った問題になると予想される、という
2点であるである。
□政策問題の詳細化
政策問題⇒先述した政策問題を構成する重要な2つの要素。この要素だけでは政策問題を捉え
きることはできない。以下に5つの点から政策問題を考察したいと思う。
①社会の人間同士のしがらみの中で生じる人と人の社会的相互作用(作用の媒体は価値)の結果
②政策問題は政治的定義に先立って必ずしも問題自体があるわけではない
③その問題に関係する人たちの問題解決への意思があること
④問題を解決する主体が問題解決への意思があること
⑤問題は人それぞれのおかれたコンテクストによってかわる。コンテクストが異なれば問題の
定義も異なり、その解決プロセス、また解決目標までも異なる。
つまりは、政策問題とは人間同士が営む社会で発生し、その社会で暮らす人々に共通して危機に
なっている問題を解決したい要求から発生するが、他のコンテクストの違う社会にまで範囲が及
んだ際には、問題の定義も変わってくる。
[これからの課題]
□Ⅰ.京都の伝統産業における政策問題のクローズアップ(マクロ的クローズアップ)
①社会の人間同士のしがらみの中で生じる人と人の社会的相互作用(作用の媒体は価値)
>価値の表出化
⇒人間同士のしがらみとは?その中で展開される価値対立とは?
③その問題に関係する人たちの問題解決して欲しいという意思の存在の明確化
>価値対立の中でのニーズ
⇒どういったアクターがどういった問題解決ニーズをもって存在するのか?
またその中でどのアクターが問題解決への主体となりうるのか?(政治的問題も踏まえて)
④問題を解決する主体が問題解決への意思があること
>価値対立の中での意思
⇒問題を解決する主体を具体化
⑤問題は人それぞれのおかれたコンテクストによってかわる。
>価値対立の中のコンテクスト
⇒様々なアクターからその問題のコンテクスト(価値を含むもの)を導き出す
おのおののアクターのコンテクストを含んだ政策立案を考える
つまりは、
--------------------------------------------------------------
京都の伝統産業における
・政治的影響(制度、システム、法etc)
・価値対立構造(アクター、アクターの問題に対する状況etc)
ニーズ
意思
--------------------------------------------------------------
を明らかにする。